ERBiome℠ 子宮内膜細菌叢検査
適切な胚移植の環境を
適切な子宮内膜環境であるかを判定します。
子宮内膜の環境を確認することが重要な理由とは?
子宮内膜の検査は、次のような患者さまに役立つ可能性があります
・移植をお考えの胚の数に限りがある患者さま
・子宮内膜が胚移植に理想的な状態かどうかを知りたい患者さま
ERBiome℠検査は、患者様の子宮内膜の細菌叢を評価し、各々に合わせた治療方針を提供します。
ERBiome℠検査で測定できるのは以下のとおりです。
ERBiome℠検査
①ラクトバチルス属(4種)の割合(クリスパタス、ガセリ、イナース、ジェンセニー)
②子宮内膜に存在する特定の微生物の有無
ラクトバチルス属の重要性
ラクトバチルス属が優位であり子宮内膜炎がないことが、着床に適した環境と言われています1,2。
結果の解釈が容易に
ラクトバチルス属の優位・非優位の結果とともに、胚の着床に悪影響を与えることが知られている子宮内膜に存在する微生物の検出結果を報告します。
ERBiome℠検査は、スクリーニング検査とみなされており、いかなる疾患の診断又は治療にも単独で使用することはできません。
ERBiome℠・ERPeak℠
着床に適切な環境とタイミングを
CooperSurgicalは、胚移植に適切な時期を特定する遺伝子検査(ERPeak℠)も実施しています。
References
1. Moreno et al, The diagnosis of chronic endometritis in infertile asymptomatic women: a comparative study of histology, microbial cultures, hysteroscopy, and molecular microbiology. Am J Obstet Gynecol. 2018
2. Elnashar, A.M. Impact of endometrial microbiome on fertility. Middle East Fertil Soc J, 2021